埼玉県支部技術研究会第14回例会報告
埼玉県支部では活動の一環として支部会員が講師やパネラーを受持つ「技術研究会」を展開しております。
第14回例会では日本の半導体業界が直面する課題について、業界の最前線に居られる方々による講演と、
それを踏まえたパネルディスカッションを開催しました。
1. 日時、場所:2010年11月6日 (土)13:30~16:00 大宮駅前 ソニックシティビル会議室
2. 参加者:蔵前工業会員32名(東京支部会3名、講師・パネラー含む) 如水会3名 合計35名
3. 内容:
3.1 講演:
テーマ1 “半導体メモリ技術の動向 /ソフトに語る半導体技術、業界"
講師:日立超LSIシステムズ 松村 謙三氏(S53年応物)
テーマ2 ムーアの法則と半導体の社会的インパクト
講師:埼玉工業大学 岸 延幸氏(S48無機材料 S51修物理情報工学)
3.2 パネディスカッション:
テーマ:半導体の事業と今後の日本の進むべき道
パネラー:松村 謙三氏、 岸 延幸氏
モデレーター:埼玉県支部技術研究会世話人 石井正紀氏
両氏の講演に際しては、世話人からのお願いを聞いて下さり如水会の方々を始め専門外の
方々にも理解頂けるよう噛み砕いた内容で我が国の半導体業界の歴史と現今の課題を簡潔に
解説頂きました。
パネルディスカッションでは聴衆から多数の質問、意見が出、白熱した討論が行われ我が国の
半導体業界の進路への有益な示唆を得ることが出来ました。後日如水会の方々との会合でも
大変参考になった旨のコメントを頂けました。
記事:山口健二(S37化学) 写真:石井正紀(S40 電気)