埼玉県支部2012年春季講演会報告

 

2012317() キャノン株式会社顧問(前専務取締役)、東北大特任教授  田中信義工学博士(S45修電気)を講師に迎え、大宮駅前のソニックシティビル806会議室において埼玉県支部の春季講演会が“「イノベーションと知的財産」及び「最近の中国の特許事情」”の演題の冨士原支部長始め会員24名と如水会からの3名を加え、計27名の参加を得て開催されました。


講師のキャノン株式会社の知財部門担の責任者や内閣府知財戦略本部専門委員としてのご経験と専門家としての深い知見を背景に、今後のわが国の産業界に取っての最重要課題の一つである知財問題に如何に対処して行くべきかについて、競合海外企業との競争を知財戦略を駆使して戦った経緯等具体例を引いて熱く講義頂きました。

中国との知財関連折衝のお話では模倣品摘発、技術流失問題についての機微に触れる内容も披露下さり、国際競争の厳しさに触れることができ聴衆一同深い感銘を受けました。

 

説明: D:\河面\蔵前工業会埼玉支部\ホームページ\2012年春季講演会.JPG
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


講演者の田中信義氏

 

 

記事:山口健二(S37)、写真:石井正紀(S37電)