埼玉県支部2012年秋季見学会報告(2012年12月)

埼玉県支部では支部定例行事として2012年11月15日(木)に東京電力浮島太陽光発電所、かわさきエコ暮らし未来館、東芝科学館の見学会を行いました。当日7時にさいたま新都心駅に一般参加者3名を交え17名が集合、バスの車中で冨士原支部長から予備知識のご説明を頂き目的地へと向かいました。

浮島太陽光発電所(近接の扇島太陽光発電所と合算の最大発電能20,000KW/現時点で本邦最大規模ソーラー発電所)の見学は野田総理の同所初視察の1週間前でしたが晴天に恵まれ、見学時点(午前11時頃)で発電出力約4,000KW/能力7,000KWの約60%出力/で稼動していました。

かわさきエコ暮らし未来館では太陽光発電所及び最新鋭の資源ごみ再処理(再利用への主要工程・本年春稼動)の現場や浮島地区に具現されている資源の再利用や、再生可能エネルギーの活用に関する取り組みについて専任の説明員から詳しくご案内、説明を頂きました。質疑応答にも真摯に対応下さり、これらの課題に関する状況を現場目の当たりにすることにより、課題の重さを認識できました。

東芝科学館では土光大先輩を始め多くの先人の英知と努力の結実を多数の「世界初/日本初」の実物に触れて実感し一同改めて「蔵前人の責務」を噛み締めました。

  
     

記事:山口健二(S37化学)写真:石井正紀(S40電子)