埼玉県支部2012年度総会及び同時開催後援会報告(2013年6月)

 

   2013年度の埼玉県支部総会は、支部会員36名が参加して2013年6月15日(土)大宮駅西口のソニックシテイビル会議室で開催された。

総会に先立って、本部坪田理事様から、新法人下の蔵前工業会の活動状況が紹介された。

総会は冨士原支部長を議長に選任して、2012年度実施事業と決算報告・2013年度の事業計画と予算および支部役員異動の3議題を審議したが、
原案通り承認となった。 

6年間埼玉支部を引張り支えてこられた冨士原英明氏(S37機械)が引退され、

新支部長に平原照晏氏(S41修化工)が就任した。関連して役員の異動があった。


総会に引き続き講師に荒木邦夫理博士S35理化博)を迎え

iPS細胞とその仲間達(U)−初期化と実用化−」の演題の下、如水会からの6名を加え43名の参加を得て講演会を開催した。
iPS細胞の仲間の紹介から説き起こし、iPS細胞の初期化(細胞の過去をいったん消失し、
さまざまな細胞に育つ受精卵のような状態に戻すこと)にかかわる発見でノーベル賞を受賞された山中教授の業績も踏まえ、
実用化に至る迄の諸課題とその解決策までを最新の情報の紹介も含め詳しく講義頂き
熱心な質疑が終演後の懇親会まで続き大変有意義であった。


   (記事:平原照晏、山口健二 写真:石井正紀)