埼玉県支部平成28年度4回講演会報告


平成29年2月25日(土) 13時30分から大宮ソニックビル8階会議室にて、埼玉県支部第4回講演会を開催しました。
講演者に地球生命科学者で東京工業大学地球生命研究所・特命教授の丸山茂徳先生をお招きし、
生命の起源研究の最前線」「人類史と気候変動の関係」の二つのテーマでご講演頂きました。
丸山先生は研究を地質学からスタートされ、プレートテクトニクスをプルームテクトニクスに発展させ、
その研究の上に地球生命誕生の場を多種の環境要素から可能性を検討し、現在の定説となっている“海”ではなく、
全てにおいて要求を満足する“自然原子炉間欠泉”であるという新説や、地球規模のデータに基づいて“地球温暖化は間違い”、
といった大変興味深いお話しをお聞きしました。

46名の参加者からの多くの質問には沢山のパワポ資料を使い、熱気溢れる説明に予定時間があっという間に過ぎました。
講演会後に大宮駅近くで開催した懇親会には27名が参加し、講演会の限られた時間では出来なかった質疑、哲学的な話題や、
若い時に苦労しないと大きな成果は得られないといった体験に基づく話まで、熱気が溢れた議論が続き、
その後2次会までお付き合いいただきました。今回の講演内容は先生の研究成果の一部であり、
秋には2回目のご講演を快諾していただきました。改めてご案内しますので楽しみにお待ち下さい。


  
    


(埼玉支部企画幹事 吉田明男 S43応化)