埼玉県支部2018年見学会の報告(2018年11月15日)


 平成30年11月15日(木)の朝、JR中央線国立駅に蔵前工業会埼玉県支部会員24名
及び如水会(一橋大学同窓会)埼玉県支部会員4名が集合し、最寄りの鉄道総合技術研究所と一橋大学のキャンパスを見学しました。

 午前に見学した鉄道総合技術研究所はリニア新幹線などハイレベルの鉄道研究で知られており、
冒頭に理事から東工大の卒業生が所員の10%も在籍しており、その活躍ぶりを紹介されました。
見学の説明者は全員東工大卒の研究者で、リニア新幹線の超伝導磁石、50ヘルツから60ヘルツへの周波数変換装置、
ダンパーの試験装置、高速走行を試験する大型車両試験装置などの実験施設をマイクロバスで巡回して見学しました。
引率者から、説明者に対し、質問が多い見学グループのため簡潔に説明して質問時間を多くとるよう再三要請するほど
非常に充実した見学となりました。

 午後に訪問した一橋大学のキャンパス見学は如水会埼玉県支部に手配して頂きました。
校門に続く林を抜けるとロマネスク調の意匠に統一された大学本部、付属図書館、講堂の立つ広場に出ますが、
いずれも指定文化財の建物でその光景は圧巻でした。
キャンパスのシンボル的な存在という図書館を大学の職員に案内して頂き、広々した室内や利用の状況などを見て回りました。
続いてキャンパスの緑化や維持を支援する一橋植樹会の案内でキャンパスを見学しました。
小春日和の穏やかな日で1時間ほど散策を楽しんで見学会を終了しました。
その後、大学の近くの中華レストランで如水会の皆様と懇親会を開催し交情を深めました。

                      

             



                                            
企画担当幹事 関谷完夫(S42電子) 記